友人や身内がマルチ商法にハマったらどうするべきか?

辞めさせたい

10年以上マルチ商法(ネットワークビジネス)にハマっていたので偉そうに言える立場ではないけど、友人や身内が新たにマルチ商法にハマったらどうするか考えていました。 

友人はもちろんですが、私達アラフィフ世代になると子供達がターゲットにされる年齢になっているので危険なんですよね。

 

実際に、子供がアムウェイにハマって仕事を辞めてしまったと嘆いていた友人や、仮想通貨のマルチ商法(ものなしマルチ)に騙されて、200万円もの借金をしてしまった知人の息子さんもいます。

 

いつ誰がマルチ商法に騙されてもおかしくない現状です。

 

この記事では、マルチ商法にハマっている人にできる限りのことをするとしたら何をするべきか?ということをお伝えします。

ただ、マルチ商法にハマったとしてもどうすることも出来ないし、強引に辞めさせる事は難しいと思っているのが正直なところですが・・・。

 

少し長くなりますが、「すぐに辞めさせるのは困難だ」ということを念頭において読みすすめて下さいね。

※辞めさせることを保証するものではありません!

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辞めさせるのが困難な理由

マルチ商法にハマっている人たちは、イベントやセミナーなどで「誰でも成功できる!」と洗脳されて思考が支配されている状態です。

 

「夢を叶えよう!」「権利収入を得よう!」「人生を変えよう!」と、何かに取憑かれたかのように人が変わっていてびっくりしますよね。

 

もちろん、ハマっている本人は思考を支配されているなんて微塵も思っていません。

 

正確には洗脳ではなくマインドコントロールになるのでしょうが、洗脳やマインドコントロールとは何か?を見てみます。↓

洗脳は、強制力を用いて、ある人の思想主義を、根本的に変えさせること。

引用元:Wikipedia

 

マインドコントロールとは、操作者からの影響や強制を気づかれないうちに、他者の精神課程や行動、精神状態を操作して、操作者の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導すること・技術・概念である。

引用元:Wikipedia

『気づかれないうちに行動・精神状態を操作』は、セミナーやアップとのやり取りの中で、本人の意志とは関係なく考え方を変えられてしまっているということがあてはまります。

 

『操作者(マルチ商法)の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導』は、「マルチ商法は合法だから安全なビジネス」「最先端のビジネス」「人の役に立つ」「権利収入が得られる」「誰でも頑張れば成功できる」「夢を実現する」といったマルチ商法に都合のいい謳い文句を信じさせ、

 

成功するために必要なこととして「即行動」「即決断」「成功するまで諦めない」「成功者のマネをする」「情熱的に活動する」「感動を伝える」などといった、マルチ商法に都合のいい行動を促していくことが当てはまりますね。

 

何度も言いますが、どちらもマルチ商法に都合のいい思考に書き換えられ、自分で考える力を支配されているということです。

 

ただハマっている本人は、セミナーや講演会などを聞いて自分で意思決定したと信じているので、コントロールされているなんて夢にも思っていません。

なので、どんなに説得したり正論をならべても、「あなたは話を聞いていないから誤解しているだけ」となってしまい、なかなか辞めさせられないという状況になってしまうのです。

1発で洗脳を解くことは出来ない

目の前の大切な人が、マルチ商法にのめり込んでおかしくなっている姿を見ると、早く何とかしたいと1発で洗脳を解こうとしてしまいがちです。

でも残念ながら洗脳やマインドコントロールとは恐ろしいもので1回で心に響かせて気づかせることは難しいと感じています。

 

どんなに正論を並べても、どんなに根拠のある真実を伝えても耳を貸さないのが、マルチ商法にハマっている人の特徴なのはご存知の方が多いと思います。

本当に、宇宙人と話をしてるかと思うくらい話し合いが出来ません(私もそうでした(泣))

 

なので、経験がある方も多いと思いますが、一度説得をした程度では目を覚まさせる事はとても困難だということです。

説得する前に準備する大切なことは「話を聞くこと」

3つのNG

・敵にならない

・上から言わない

・バカにしない

ハマっている人にまず聞く耳を持ってもらうことが1番重要です。

聞く耳を持たない相手と話をするのはこちらが精神的に参ってしまいますし、なにより一生懸命説得しても「成功の足を引っ張る悪者」としか捉えてくれず、肝心な真実に気づくチャンスを失わせてしまいます。

 

そうならないためにも、マルチ商法に対する批判や言っていることへの反論は一切せずハマっている人の話を聞くことが大切です。

ハマっている人から何を聞くのか?

例)
・なぜやろうと思ったのか?
・どうなりたいのか?

アップやセミナーで聞いたことばかり話をすると思います。

「権利収入になる」とか、「今がチャンスだ・・」とか「マルチ商法は誤解されている」とか「夢を実現する」とか・・・。

 

ただ黙って話を聞いていると、あまりにもバカバカしくて矛盾点の多さについ否定したくなってしまいますが、後から冷静に話し合いをするために、ここはグッと我慢してハマっている人の心理を理解してあげる気持ちで聞いてあげてください。

 

承認欲求を満たす(自分を認めてくれている)ことはハマってしまう人には重要なことなのです。

話を聞いた後は疑問を持たせること

ある程度ハマっている人の話を聞いたあとは、マルチ商法で聞いた偽の情報真実を一緒に検証していきます。

一方的に「これが正しいんだ!!」と真実を伝えても、「あなたが誤解しているだけ」と言って聞き入れてくれません。

 

なので、1つづつ一緒に確認をして疑問を持たせること

気をつけてほしいのは、すぐに間違いに気づかせるんじゃなく「疑問を持たせる」ということに徹底するということです。

 

自分が信じているものが間違いだと受け入れるのには時間がかかります。

 

強引にわからせて辞めさせることが出来たとしても、また戻ってしまう可能性が高いので、ハマっている人が自分で気づいてやめることが大切なのです。

疑問を持たせる3つのこと

(人間関係のことは感情論になりますので、ここでは取り扱いません。)
 

マルチ商法にハマっている人が勧誘時に語っている内容は、セミナーなどで聞いた内容の受け売りでしかありません。

 

なので、話を鵜呑みにしているだけで完全に理解している人は少ないと思います。

では、どうやって疑問をもたせるのか?

ここからは質問形式で、ハマっている人と一緒に考えるというスタイルを取っていきます。

マルチ商法は合法で安全なビジネスなのか?

まずこちらが提示する真実は、国や警察、専門家などの情報が効果的です。

 

1つだけではなく、いくつもの情報を伝えてください。

例)
消費者庁ウェブサイト → マルチ商法にご用心

警視庁ウェブサイト → 被害にあわないために
 
一緒に情報をみたあと、ハマっている人に質問を投げかけます。
 
例)
この注意喚起を見てどう思うか?
なぜ、国や警察がここまでの注意喚起を出しているのか?

質問が取り調べのようにならないように注意してくださいね!

あくまでも「わからないから教えて~」というスタンスで、「どう思う?」「なんでだろう?」と質問して下さい。

 

ここでの質問に返ってくる答えは、

「1部の間違ったやり方をしていた人が原因」

「うまくいかなかった人(辞めた人)が悪く言っているだけ」

「うちのマルチは違う」

 

こんな感じの答えが多いと思いますが、ここでも反論せず「そうなんだね・・・」と言って次の質問に移ります。

お金が稼げるのか?

アップは年収1,000万円稼いでいるとか、高級外車に乗っていたりタワマンに住んでいたり、成功している人がたくさんいると言っていると思います。

お金が稼げないと言われているマルチ商法なのに、実際に自分の目で稼いでいる人(稼いでいるように見える人)を見ているので、どんなにお金が稼げないと言っても説得力がありません。

 

ビジネスプログラム(システム)を聞くと簡単そうに思えますが、たった1人に登録してもらうのも至難の業です。

それは勧誘している本人が痛いほどわかっていることですが、「やり方が悪かった」「相手が悪かった」といって簡単にできないことを認めません。

 

初めはやみくもに会員を獲得しようと勧誘しているので、具体的にどれだけの行動が必要なのかわかっていませんので、具体的な数字を可視化することが有効です。

例)
具体的に100万円稼ぐためには、どのくらいの会員数と売上がいるのか紙に書き出す。
 

 

ハマっている人の目標金額がいくらなのかわかりませんが、100万円がイメージしにくかったら10万円稼ぐためには何人の会員と売上がいるのかでもいいと思います。

 

そして、その人数と売上にするにはどんな行動(そのために割く時間、お金、勧誘頻度など)が必要なのか問いかけて下さい。

ここでは漠然とした答えしかなく、明確に答えられなくなっていると思います。

マルチ商法の悪評について

Twitterやネットで「マルチ商法(ネットワークビジネス)と検索すると、ものすごい数がヒットしますので一緒に見てみます。

そしてまた質問して下さい。

どんな答えでも、反論をしないことは鉄則です!

例)
こんなに悪く言われてるのはなぜだと思うか?
こんなに悪く言われるマルチ商法をやる理由は何か?
人によってはこのあたりからイライラし始めるかもしれません。
 
「何が言いたいんだ!!」となってくると予想されますので、最後にあなたの想いを伝えていきます。

なぜマルチ商法に反対なの?

あなたはなぜ、友人や身内にマルチ商法をやめてもらいたいのですか?
実は、この辞めてほしい理由が明確に言葉にできないために、ハマっている人を一方的に押さえつけようとしたり、強引に辞めさせようとして関係が悪くなってしまうんです。
 
 
世間で悪いうわさしかないから・・・
 
友達をなくすから・・・
 
お金が稼げないから・・・
 
 
ごもっともな意見なんですが、これだけでは残念ながら説得できません。
 
 
マルチ商法では、反対されたときのマニュアルがあるので簡単に言い返されてしまいます。
 
 
人の心は、人の心でしか動かせません。
 
なので、今一度「なぜ辞めて欲しいのか?」をあなたが自分に問いかけてほしいのです。
 
 
例)
・友達に嫌がられるのを見ているのは悲しい
・みんなに認めてもらえるビジネスなら応援したい
・その能力を、イメージの悪いビジネスで使ってほしくない
・家族や友人が悲しむことはしてほしくない
マルチ商法がいいか悪いかの議論じゃなく、「大切な人だからマルチ商法に関わってほしくない」という気持ちを伝えてください。
 
1度では伝わらないと思いますが、諦めずに辞めてほしい気持ちを伝えていって下さい。
 

頑なに辞めないと言ったら条件を3つ出す

どうしても辞めない!!というのなら、条件を出します。

・セミナーやイベントなどマルチ商法に関わる回数を決める

・マルチ商法で使う金額を決める

・期限を決める

回数を決める

マルチ商法に関わる時間をぐっと少なくすると、ほとぼりが冷めやすくなります。
 
毎日のように関わっている間にどんどん洗脳されていきますから、距離を置くことはとても有効です。
 
セミナーは月1回だけとか、お茶会だけ参加するとか、ハマっている人に回数を決めてもらいます。
 
1番いいのは、少しお休みしよう・・・と離れさせることですが、難しければ回数を減らすことをして下さい。
 

金額を決める

商品を購入するのに借金をしてしまわないようにしないといけません。

セミナー参加費や、食事代、洋服代と、出費はどんどんエスカレートしますので、上限金額を決めておくのも1つです。

ただ、内緒でお金を使っていたり、隠れて借金する可能性もあるので注意が必要です!

期限を決める

3ヶ月~半年間が望ましいと思います。

半年後に20万円稼げなかったらやめる・・・とか、期間と金額を明確にして約束します。

半年ほど経つと熱が冷めてやめてしまう人が多いので、ちょうどいい時期かもしれません。

約束だから・・・と辞める理由を正当化できるので、ハマってる人には好都合かもしれませんね!

さいごに

マルチ商法にハマってしまうと、辞めさせるのは本当に難しいと思います。

やめるように話をしてから半年後に辞めた友人はいますが、経験者の私でさえ、簡単に説得することはできません。

やり始めてから3ヶ月~半年ほど経ったころは、疲れてきた頃で聞く耳を持ちやすいので、真実の情報や辞めてほしい気持ちを伝えていくとだんだんと不安になって、マルチ商法に疑問を持ち始めますので辞めさせるチャンスですね。

 

「今すぐやめます!」となればいいのですが、辞めるのにも勇気がいりますので、本人が「辞めます」と言うまでの信じて待ってあげて下さい。

 

そして冷たいようですが、友人の人生を変えることは出来ません。

こちらが出来ることは、マルチ商法の反社会性に気づくきっかけを与えることだけです。

 

最終的に辞めると決めるのは本人です。

友人の場合、出来る限りのことをした後は、本人の目が覚めるまで距離を置いた方がいいかもしれません。

 

 

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